クッションファンデで魅力的!美肌を目指すために基本手順をご紹介

以前からあるファンデーションに新しい風を起こすように登場した「クッションファン」。「使いたいけど使い方がわからない!」、「使ってみたけど下地っているの?」と、使っている方でも使い方がイマイチわからない方も多いんじゃないでしょうか。この記事では、そんなクッションファンデを中心に使い方の基本手順から紹介します。クッションファンデの使い方をマスターするとメイクが映えますよ。
目次
クッションファンデとは
クッションファンデとは、クッションファンデーションの略でスポンジタイプのクッションにリキッドファンデーションやベースメイクのCCクリームのようなものが染み込んでいるタイプのファンデーションです。
元は美容大国と呼ばれる韓国が発祥のコスメです。
クッションファンデが初お目見えしたのは2008年頃で、「アイオペアクッション」という商品名で発売されました。アイオペアクッションは、韓国コスメのIOPE(アイオペ)が発売元です。今では、韓国女性の間では、クッションファンデは定番中の定番といわれるほどで、オルチャンメイクに代表される、ナチュラル美肌を作るには欠かせないメイクアイテムとなっています。そんなクッションファンデも、じわじわと日本で人気が高まってはいましたが、日本国内のメーカーや外資系ブランドからも続々と登場したのが2016年。それから一気に人気が上昇しました。
日本では、芸能人や美容のプロからも絶賛の声があがるよほどです。クッションファンデには、油分や水分の割合が多いリキッドファンデーションが入っていることも多いです。それでいて、クリームタイプのファンデーションのように保湿力もあります。つまり、リキッドファンデーションとパウダーの中間のファンデーションといった新しい形のファンデーションといえます。クッションファンデは、一時の流行するメイクアイテムではなく、今後着実にメイクアイテムとして定着していくと思われます。とはいっても、クッションファデンの使い方がわからなくて自己流で使っている方も多いのではないでしょうか。
クッションファンデの魅力
人気が急上昇しているクッションファンデですが、まず、その人気となっている理由を紹介します。
人気になっている理由としてクッションファンデには大きくわけると3つの魅力があります。
保湿力
年齢を重ねていけば肌の保湿成分は徐々に失われつつあります。
保湿成分が少なくなれば、美の大敵といわれる乾燥によって悩まされるようになります。そんな少しずつ乾燥が気になる肌には、保湿効果の高いスキンケアだけではなく、保湿効果の高いファンデーションを使うと少しでも乾燥を防ぐことができます。でも、実際は、通常のファンデーションで乾燥する方も多いですよね。
クッションファンデは、ファンデそのものの水分量が多いのでメイクの機能だけではなく、メイクをしながらでも保湿もできることから優れたファンデーションと言われています。
もともと韓国も乾燥しやすい気候の国ですが、そんな韓国で使われていたクッションファンデですから説得力はあるんじゃないでしょうか。さらに、メイクをしていると乾燥による化粧崩れが気になりますが、クッションファンデは、保湿力が高いことからメイク崩れがしにくいという特徴もあります。
時短メイクが可能
時短メイクといえば、オールインワンタイプの多機能コスメが頭に浮かびますが、クッションファンデも時短メイクとしていくつもの機能を持ち合わせているものがほとんどです。
クッションファンデは、もちろんメーカー等によって機能は異なりますが、化粧下地・日焼け止め・ファンデーションの機能を備えたファンデーションで時短メイクとして、ベースメイクなどにかかる時間を大幅に短縮してメイクを仕上げることが可能です。また、クッションファンデの塗り方も簡単で、パフでタッピングして塗る感じで仕上げていきます。
そのため、手がファンデーションで汚れることもなく、リキッドのようにムラにもなりにくくスムーズでスピーディーなメイクを完了することが可能です。朝の忙しい時間帯や、日中の化粧直しのときにでも素早く時短メイクで済ませることができるんです。朝は、つい寝坊してしまうこともありますよね。そんなときに、パパッとメイクを仕上げることができるのはうれしいですよね。
カバー力が抜群にいい
クッションファンデは、カバー力が抜群にいいところも魅力の一つです。カバー力といっても、厚塗り感はゼロ!それでいても、カバーしたい部分はしっかりカバーができます。
ファンデーションは、隠したい部分があればあるほどほど、ついつい厚塗りしてしまうもの。ファンデーションの厚塗りや重ね塗りは、手間もかかりますがメイク崩れもしやすいというデメリットがあります。厚塗りは、老けて見えることもよくあります。それでも「やっぱり隠したい!」と思う欲張りな女性には、クッションファンデは力強い味方になります。
クッションファンデは、リキッドファンデのようにぴったりと肌に密着するので、気になる部分をしっかりカバーします。それでいて、仕上がりがクッションファンデなので、タッピングしながらメイクしていくと厚塗り感が出にくいです。
クッションファンデを使用するのに下地は必要なのか?
さて、クッションファンデは、オールインワンタイプといえそうですが、それでも下地は必要になるのでしょうか?
いくらカバー力があっても下地をしっかり塗らないと心配という方もいるでしょう。
下地は必要なのか?
基本的にクッションファンデには下地は必要ありません。一般的に、ファンデーションだと思うと、当然下地を使うものと思ってしまいますが、クッションファンデは下地を塗らなくても元々カバー力は高いので下地を使う必要はありません。
スキンケアが大切
クッションファンデは、下地は必要ないですが、基礎化粧品を使ってスキンケアをしっかり行うことが大切です。
クッションファンデは、ファンデーションの機能もありますが、水分量が多いのでたっぷりとした保湿効果があるところも特徴です。ただし、スキンケアを済ませている肌の上に、クッションファンデをのせればより輝きのある潤い肌に仕上がります。
特に、乾燥肌に悩んでいる方なら、クッションファンデの前のスキンケアが大切です。スキンケアをしっかりしておけば、乾燥肌の方もよりクッションファンデの仕上がりがきれいになります。
クッションファンデの選び方
クッションファンデの魅力はわかっていても、クッションファンデには、いろんなブランドがあるので購入するときにどれを選んでいいか迷ってしまいますよね。そんなときは次の2つのポイントをおさえてみてください。
仕上げのイメージ
クッションファンデの種類には、「ツヤ肌」になるアイテムだけではなく、マットっぽい仕上げにできるクッションファンデやパールが含んでいるもの、より保湿力が高いものまで種類が様々あります。
その中から選ぶコツとしては、自分の肌の仕上げのイメージをどんな風にしたいかで選ぶのがいいでしょう。
肌質で選ぶ
私たちの肌は、乾燥肌・敏感肌・混合肌・脂性肌・普通肌と人それぞれの肌質があります。なので、ファンデーションを選ぶときにも、自分の肌質に合うものを選ぶ必要があります。
場合によっては、クッションファンデよりも他のタイプのファンデが合う場合もあります。特に、敏感肌を持っている方は、他の肌タイプの人よりも肌に刺激になるかもしれないことを考え、基本は肌に優しいタイプのクッションファンデを選ぶようにしましょう。
クッションファンデ使用後のパウダーは?
フェイスパウダーの必要性
基本的にクッションファンデには、仕上げのフェイスパウダーも必要はありません。
本来、クッションファンデの魅力は、自然なツヤ感を出すものなのでフェイスパウダーを重ねなくても大丈夫です。もし、肌の感触としてサラッと感が必要ならフェイスパウダーを使うのは構いません。その場合は、軽く乗せるように使ってみてください。
クッションファンデ使用の流れ(スキンケア手順)
クッションファンデには、スキンケアをしっかりすることが大切です。
言い方を変えるとクッションファンデにはスキンケアが必要不可欠です。仮に、朝のメイクが日中に崩れる原因は、基礎化粧品のスキンケアの保湿不足も考えられます。そこで、クッションファンデを塗る前の肌の状態を整えるスキンケアの手順から見ていきましょう。
1.化粧水
2.乳液
3.美容液
4.保湿クリーム
スキンケアからクッションファンデ使用の順番
さて、肌に潤いを入り込ませるスキンケアが終わったら、クッションファンデの塗り方です。クッションファンデの塗り方には、大きく分けると3つの順番があります。
1.クッションパフに取る
まず、クッションファンデとセットで付属してくる「パフ」にファンデを取りましょう。手に取ったパフをクッションに2回~3回程度押し付けて、ファンデをパフに染み込ませるようにします。
ただし、押し付けの力が強すぎないようにしてください。パフは、軽く押し付けるのがコツです。
2.肌への乗せ方
クッションファンデをお顔になじませていくときは、顔の中の面積の広い両頬・額・顎の部分から塗っていくようにします。
塗り方は、クッションファンデを肌に一つ一つのせるようにして塗っていくのがポイントです。
優しくスタンプを押すような感じでのせてみてください。
3.仕上げのポイント
クッションファンデを面積の広い部分から塗ったら、最後は、目の下やムラや小鼻のきわ、生え際からまぶたなどの細かいパーツをチェックしてください。クッションファンデには特別な手法も必要なく肌に押すようにして塗っていったら、後は、塗り残りがないかなどそれぞれの部分を確認しましょう。
クッションファンデ使用の注意点
クッションファンデの基本的な使い方をマスターしたら、次は仕上げなどでの注意点があります。
仕上げの注意点を確認しておかないと厚塗りになったりするので注意してください。せっかくのクッションファンデの特徴を生かすために次の2つのことを注意しましょう。
パフへの取り過ぎは注意
専用のパフでクッションファンデを取るときのコツは、ファンデが染み込んでいるクッションに、パフを軽く押し付けてパフに染み込ませていきます。このときに、一気にパフに染み込ませようとして取り過ぎてしまうと、パフに余計にファンデが染み込んで、結果的に肌に乗り過ぎて厚塗りになってしまうことがあります。
厚塗りになると、かなり不自然な肌に仕上がってしまったりするので注意してください。
クッションには2、3回を押し付ける程度でファンデをパフに染み込ませるようにします。強く押し過ぎないようにしましょう。また、クッションファンデを染み込ませる専用パフが「不衛生な気がする?」と気にする方も多いと思います。
専用パフは、基本的に1週間~2週間に1度洗っておくと衛生面では安心できます。
洗い方にも注意点
クッションファンデの専用パフは、一般的なパフと違って表面がつるんとして肌触りが滑らかな作りになっています。これは、パフの表面の目を細かくしてパフにクッションファンデを浸透させないように作られているからです。この機能を失くさないように、汚れを落とすときには、パフをビニール袋の中に入れてもみ洗いするのがおすすめです。最後は水気をきって室内で干すようにしましょう。
塗る時はこすらない
クッションファンデは、肌にポンポンと乗せるように塗っていきます。
塗るときにはこすらないようにして塗ってください。パフでこするように塗っていくと、肌の摩擦となって負担になるだけではなく、逆にムラになってしまう場合もあります。
クッションファンデの基本的な使い方は、押さえるようにしてつけていくのがコツです。
まとめ
いかがでしたか。店頭でクッションファンデは手に取ってみたものの、購入を迷っている方も多いと思います。本当に使い心地が良くて、肌の潤いもキープできるのでおすすめですよ。では、この記事の大切なポイントをおさらいしましょう。
☑クッションファンデは、どんな仕上げにするかをイメージして選ぶ
☑基本的にファンデーションは、自分の肌質に合ったものを選ぶ
☑仕上げのパウダーは必要なし。使う場合は軽くのせる程度に
☑化粧水は、潤うまで何度かに分けて肌に浸透させる
☑乳液は、手の平で温めて顔全体に覆うように伸ばす
☑美容液・保湿クリームは、内側から外側、下から上になじませるのが正しい使い方
☑パフで摂り過ぎると厚塗りになるので注意
クッションファンデは、塗るというよりも、軽く押さえていくようにつけていくのが基本的な塗り方になります。メイクの仕上がりにツヤが出て潤いが感じられるので乾燥する時期にもおすすめです。