ヨーグルトパックで美肌効果が期待できる!シミ予防に効果的。
いつでも手に入って、美味しいヨーグルトは食卓に欠かせない食品として親しまれています。しかも、美容や健康にも良いと言われてますから、毎日でも食べたくなりますね。
それが、最近では食べるだけではなく、肌に直接ヨーグルトを塗るヨーグルトパックが注目されているそうです。いったいどんな効果があるのでしょうか?ここでは、ヨーグルトパックの方法や期待できる効果につて説明していきたいと思います。
目次
ヨーグルトパックとは
本来は食べるために市販されているヨーグルトを使用して、自宅で作ることのできる手軽な美容ケアの方法だと言われています。
ヨーグルトの持つ自然の力が様々な肌トラブルの改善に効果が期待できると言われ注目を集めているどうです。
美白になれる2つの理由
ヨーグルトパックを肌に塗ると美白効果があると言われていますが、ヨーグルトのどんな成分が効果あるのでしょうか?
実は、2つの重要な成分の働きがあるようなんです。
フルーツ酸
ヨーグルトパックの美肌効果にはフルーツ酸(AHA)の働きが関係しているようです。フルーツ酸にはいろいろな種類があり、有名なものとしてグリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、シトラス酸などがあります。
フルーツ酸には、古くなった角質を綺麗にするピーリング効果があると言われており、この効果によって肌のターンオーバー機能が正常に働き、代謝が促進されると言われています。この働きによって肌を健康に美しくすると考えられています。
ヨーグルトの乳清
ヨーグルトを開けると上の部分に水分(上澄み)がありますよね。この水分は乳清(ホエー)という成分で、美肌つくりに欠かせないアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの成分を含んでいると言われています。
乳清にはメラニンの過剰な生成を抑える働きや抗酸化作用があると言われ、その作用で、シミ、そばかすを防いでくれるそうです。
また、乳清は保湿力も高いそうですので、肌に潤いを与える効果もあるようです。
ヨーグルトパックで期待できる効果
美肌に効果があると言われるヨーグルトパックは様々な肌トラブルを改善してくれると言われています。
ニキビ改善
ヨーグルトパックはニキビの予防や改善に効果が期待できると言われています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、天然の防腐剤とも呼ばれ雑菌の繁殖を防ぐ働きがあるそうです。
肌にはもともと常在菌という菌が住んでおり、雑菌や病原菌から肌を守っていると言われていますが、ストレスや生活習慣によって菌のバランスがくずれてしまうと肌荒れが引き起こされるそうです。
そのため、悪い菌の繁殖を抑え、肌のバランスを整えてくれる乳酸菌が含まれたヨーグルトパックはニキビや肌荒れ効果があると考えられています。
ヨーグルトには整腸作用もありますので、食べることでも内側から肌トラブルの改善につながるそうです。
黒ずみ・シミ予防
前述の通り、ヨーグルトパックに大切なのは、開けたときに表面にある乳清という成分です。
この乳清は、メラニンが生成される際に働くチロシナーゼという酵素を抑制する働きがあると言われ、この働きが黒ずみ、シミなどの予防や改善につながると考えられています。
ヨーグルトパックの美白効果を得るための栄養素が詰まった大切な成分ですので、捨てないように注意しましょう。
毛穴詰まり・角栓解消
ヨーグルトに含まれる乳酸菌にはプロテアーゼというたんぱく質分解酵素があるそうです。ヨーグルトにお肉を漬け込み柔らかくすると言う調理方法はこのプロテアーゼの働きを利用したものと言われています。
また、プロテアーゼはタンパク質成分である角栓を落としやすくすると言われ、洗顔前にパックを行うことで毛穴の詰まりの予防や改善につながると考えられています。
ヨーグルトパックを作ってみよう
ヨーグルトパックは市販のヨーグルトで簡単に作ることができるそうです。
スーパーやコンビニなどでいつでも手に入れることができるので、美肌のために試してみましょう。
準備する物
プレーンヨーグルト(無糖のもの)、小麦粉(薄力粉) …各大さじ1杯程度
1:1の割合ですので覚えておくといいですね。使用する箇所によって分量は調節してください。小見出し 作り方
1.プレーンヨーグルトと小麦粉を混ぜ合わせます。
2.固さが気になるようでしたら、小麦粉の量で調節しましょう。
3.だまにならないようによく混ぜて出来上がりです。
とても簡単ですよね。もしだまになってしまっても、食べるわけではないですから気にせずそのまま使えるそうです。また、重要な美肌成分と言われる上澄み液の乳清も忘れずに一緒に混ぜ合わせましょう。
ヨーグルトパックの塗り方
ヨーグルトパックを手のひらに取り、顔に伸ばしていきます。
刺激を与えないように、優しく行うようにしましょう。
パックに必要な適量
フェイスパック用ならば大さじ2杯程度でちょうどいいそうです。
あまり量が多すぎると垂れてきてしまうことがありますので注意しましょう。
パック時間
5~10分ほど放置して肌になじませるようにしましょう。あまり長い時間行うと逆効果になることもあります。
終わった後はぬるま湯でしっかりすすぎます。ごしごし擦ると刺激になってしまうので気を付けて行いましょう。その後は必ずしっかりと保湿ケアをして肌を整えましょう。
パックの頻度
ヨーグルトにはフルーツ酸が含まれており、このフルーツ酸には古い角質を落として肌のターンオーバー機能を促進し、代謝を高めるピーリング効果があると言われています。
ですが、ヨーグルトパックをやり過ぎると必要な角質まで落とし、肌にダメージを与えてしまうことがありますので、1週間に1度くらいのペースでケアするのが望ましいようです。
また、もともと敏感肌でデリケートな肌質の方は2週間に1度くらいのケアに留めたほうが良いようです。
プラスワンで更に効果的なパックを実現
ヨーグルトパックはそれだけでも美肌効果が高いと言われていますが、他の美肌効果が期待できる材料を合わせることで、さらに効果を高めることができるそうです。自分の肌のコンディションに合わせて、材料をプラスしてみるといいですね。
ヨーグルト+はちみつ
保湿効果に優れ、殺菌作用もあるはちみつは肌への浸透性も高いことからパックにおすすめの材料だと言われています。また、はちみつは唇の保湿にも良いそうですので、一緒にパックすると良いでしょう。
基本のヨーグルトパックよりも、さらに肌をしっとりさせるそうですので、肌が乾燥気味の時や肌荒れが気になるときに使用してみましょう。
2.5~10分ほど放置する
ヨーグルト+塩
ヨーグルトパックに塩をプラスするとスクラブ効果が得られるそうです。
塩を加えることで肌絵の摩擦力が高まり角質に詰まった汚れを落とすことができると言われています。また、塩には発汗作用もあり、血行を促進し肌の代謝を高める効果も期待できるそうですから、顔のくすみが気になるときに良いようですよ。
ヨーグルトパックにはミネラル成分を豊富に含んだ天然塩を使うのが良いとされています。
マグネシウムやカリウムを含んだ塩は保湿効果があるので、肌の乾燥を予防することができるそうです。ただし、肌のデリケートな方やニキビや炎症と言った肌トラブルのある方は刺激が強いので控えたほうが良いそうです。
ヨーグルト+オリーブオイル
オリーブオイルは肌の乾燥を防ぎバリア機能を高める効果があると言われるオレイン酸を豊富に含んでいるため、ヨーグルトと合わせることで保湿効果をさらに高めると言われています。
油分が加わること肌がしっとりと潤い、きめが整うそうですので、肌の乾燥が気になるときに使用すると良いでしょう。
1.基本のヨーグルトパックに大さじ1程度のオリーブオイルを加えよく混ぜる
油分が肌にはじいてしまうので、ゆるく感じる方は小麦粉を少し多めにして、固さを調節しましょう。
その他、評判の高い組み合わせ
ヨーグルトパックには他にも様々なおすすめの組み合わせがあります。ご自分の肌の状態や好みに合わせて挑戦してみましょう。ただし、肌に塗るだけでもアレルギー症状が出ることがありますのでアレルギー体質の方は注意して使用しましょう。
美容食品として人気のきなこには。女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボン、ビタミンE、ビタミンBなどが豊富に含まれているそうです。きなこをヨーグルトパックと合わせることによって、肌の新陳代謝が高まり、抗酸化作用でシミ、そばかすの予防、改善を促すと言われています。
弱いアルカリ性である重曹はピーリング効果があると言われ、ヨーグルトパックと合わせるとさらにピーリング効果が高まると言われています。ただし、刺激が強くなりますので、炎症が起きることもあるそうですので、デリケートな肌質の方は注意をして使用してください。
ココアの香りにはリラックス効果があると言われています。ストレスを感じやすいと言う方は、ヨーグルトパックにココアをプラスすればストレスの軽減に効果があるそうです。
その他にもヨーグルトパック+緑茶、ヨーグルトパック+豆乳など色々な組み合わせがあると言われています。
ヨーグルトパックの注意点
美肌効果が期待できるヨーグルトパックですが、間違った使用方法をすると肌トラブルを引き起こすこともあります。
賞味期限切れ
市販のプレーンヨーグルトは容量の大きいものが多いですから、余らせて賞味期限が切れてしまうこともありますよね。もったいないからそれを使ってヨーグルトパックをすると言う方もいるかもしれませんが、賞味期限切れのヨーグルトを使用するのは控えたほうが良いようです。
賞味期限が切れたヨーグルトは雑菌が繁殖すると言われており、特に開封済みのものは繁殖しやすいそうです。雑菌の繁殖したヨーグルトでのパックは、肌にトラブルを引きを超す恐れがありますので使用しないほうが良いでしょう。
ヨーグルトの保存方法
ヨーグルトパックは傷みやすいので作り置きはお勧めできません。
その都度使用する分だけを作るようにしましょう。
余ってしまった場合は、ラップをかけて冷蔵庫で保存し、当日中に使用しましょう。
また、ヨーグルトに水分が入ると雑菌の繁殖が早くなってしまうそうですので、ヨーグルトパックを作るときは乾いたスプーンを使用しましょう。
おすすめのヨーグルトは?
ヨーグルトパックには無糖ヨーグルトを使用するのが良いと言われています。加糖ヨーグルトは肌に塗ったときに糖分で肌がべたべたしてしまいますし、砂糖だけではなく添加物などが含まれていることも多いそうです。
そのため、肌への刺激が強くなり、肌にダメージを与える恐れがあると考えられますので、必ず無糖ヨーグルトを使用するようにしましょう。
ヨーグルトパックの口コミ・評価
ヨーグルトパックは実際に試した方の口コミや評価も高いようです。
〇毛穴の黒ずみがすっきりしました。肌に透明感が出て何とも言えない肌触り。
〇すっぴんなのに「今日は化粧してどこ行くの?」って聞かれちゃいました。
〇保湿力がアップしたのかハリが出てきたうえ、色白になった気がします。
〇衝撃です!高い化粧品買うのが本気でバカバカしくなりました!!
などなど高い効果があると言う声が多いようです。手に入りやすいもので簡単にできるので、一度試してみると良いですね。
まとめ
手軽にできてピーリング効果が高いと言われるヨーグルトパックですが、使い方を間違うと肌にダメージを与えることもあるようなので気を付けましょう。
また、いろいろな組み合わせでパックを行うことができますが、肌に塗るだけでもアレルギー症状が出ることがあるそうですから
よく検討してから行いたいですね。
それでは、今回の記事のポイントをおさらいしたいと思います。
☑材料はヨーグルトと小麦粉1:1
☑やや刺激の強いピーリング効果があるので長時間塗らない、使用は週に1度
☑材料をプラスすることでさらに効果が高まる
☑賞味期限切れや加糖のヨーグルトは使用しない
適切にヨーグルトパックケアをして、肌トラブルの改善を目指しましょう。