目が腫れぼったくなってしまったら!?アイメイクですっきり見せる方法をご紹介

メイクの中でもアイメイクは、顔の印象を大きく左右させるので目が腫れぼったいとメイクにも時間がかかりますよね。やっぱり目元はパッチリさせたい!と思うと、どんな風にアイメイクしていいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
腫れぼったい目は、アイシャドウの選び方から塗り方、アイラインの入れ方などをうまく活用すると、腫れぼったい目でもスッキリ見せることができますよ!そこで、目が腫れぼったくなってしまったときの、アイメイクですっきり目元を見せる方法について紹介します。
目次
目が腫れぼったくなる8つの原因
まぶたは、皮膚・筋肉、そして脂肪組織で構成されています。目が腫れぼったく見えるのは、このまぶたのせいです。目の周囲は、皮膚が薄いことから様々なトラブルが起こりやすい場所でもあります。
そんなデリケートな目の周囲は、例えば唐辛子のような刺激物を持った手で軽く触っただけで、すぐに腫れてしまう場合もあるのでアイメイクをする時は十分注意が必要です。
では、そもそも目が腫れぼったくなるには、具体的にどんな原因があるのでしょうか。目が腫れぼったくなる原因は様々ありますが、主に8つの原因をあげることができます。
室温を上げたことによる腫れ
寒い冬の時期などに暖房をつけると、普段よりも目が乾燥して敏感になります。
これは、熱風により眼球の粘膜が乾燥して、その刺激によって目の組織が厚みをますようになるようです。
これが目が腫れぼったくなる原因になることがあるようです。
睡眠不足
睡眠不足も目が腫れぼったくなることはご存知かと思いますが、実は、特に眠れなかった翌日の朝にストレスを感じていると、より目が腫れぼったくなるようです。
これは、ストレスから塩分バランスが乱れて水分が溜まることが原因と考えられています。
アレルギーの季節
アレルギーの季節も、目が腫れぼったくなることがよく知られていますよね。
アレルギーが起きると、体が攻撃モードに入るようです。その時にヒスタミンが分泌されますが、このヒスタミンが肌から分泌されると目の周りにじんましんに似た症状が表れて、目の腫れにつながります。
生理中
生理中の体は、あちこちが張っているようなむくんでいるような感覚を感じることもありますが、生理中は、目に水分が溜まり、それが原因で目が腫れぼったくなることもあります。
この場合なら通常は、3、4日程度で腫れは治まります。
お酒の飲み過ぎ
通常、むくみがある場所として足や下半身などがあげられますが、実は、朝は、顔や目元がむくみやすいといわれています。
特に、前の日にお酒を飲み過ぎた翌朝は、アルコールを飲んだことで血管が広がり、血液の流れがゆっくりになるようです。その為、老廃物が流れにくくなりむくみとなって、目が腫れぼったくなります。
また、お酒を飲み過ぎた時に、必要以上に水分を摂ってしまうと、血液やリンパの流れが滞って、まぶたがむくみとなって腫れぼったくなることもあります。
この状態で下を向いて寝ると顔にむくみが出やすいです。
甲状腺が原因
腫れぼったい目は、まれに健康問題による副作用が原因の場合もあります。
その一つが甲状腺に何らかの問題が起きて、それによって、目の周りの脂肪が厚みを帯びて目が腫れぼったくなるケースもあるようです。
また、甲状腺だけではなく、目の病気やコンタクトレンズを使ったことによる感染などで腫れぼったくなってしまうこともあるので注意しましょう。
塩分の取りすぎ
塩分を摂り過ぎるのも、腫れぼったい目の原因になります。塩分の高い食事をすると、目の周囲に水分が溜まりそれがむくみとなって腫れぼったい目になります。
泣いてしまった
よく泣いてしまった後に、目が腫れぼったくなった経験はありませんか。
あれは、涙を分泌するための涙腺が働き過ぎたことで目が腫れぼったくなるようです。
この時の涙は、塩分よりも水分が多く含まれ、涙と周辺組織の塩分濃度の差が目を腫れぼったくさせてしまうようです。
目が腫れぼったいと周りに与える影響
目は、第一印象にも大きく関わりますが、目が腫れぼったいと周りに与える影響にはどんなものがあるのでしょうか。
目つきが悪く見える
腫れぼったい目は、目つきが悪く見えるというデメリットがあります。
なので、アイメイクに注意しないと周囲にマイナスな印象を与えがちです。
眠そうに見える
目が腫れぼったいのは、まぶたが目に覆いかぶさっている状態に見えるので、他人から見ると眠そうに見えます。
時には、不機嫌に見られることもあります。
目が綺麗に見えない
目が腫れぼったいと、それでなくてもラインが出しにくいので、一重のように見えがちです。その為、目が綺麗に見えないというデメリットもあります。
まぶたが腫れていると、目元がスッキリして見えないのが原因かもしれません。
アイメイクが映えない
目の腫れぼったさは、何よりもアイメイクが映えないこともデメリットです。
腫れぼったい目をカバーするようなアイメイクにしないと、目が腫ればかりが目につきます。
腫れぼったさを無くすアイメイクの使用方法
目が腫れぼったいと感じた時は、アイメイクでカバーすることは十分可能です。腫れぼったさをなくすには、アイメイクアイテムをうまく使った使用方法を実践してみてください。
ポイントは、アイメイクで腫れぼったさを隠すのではなく、他の部分を強調するようにして目立ちにくくすることです。
眉の“上下”にハイライトで立体感を作る
腫れぼったい目を目立たなくさせるには、他の場所に目線が行きやすいようにするアイメイクが効果的です。
それには、眉の上下にハイライトを使って立体感を作ることです。こうすることで、まぶた付近にメリハリがつくので腫れぼったさが気になりません。
ハイライトには、シャンパンゴールドやアイボリーのアイシャドウを使います。
さらに、ノーズシャドウを入れれば、より彫りが深く見えて目の腫れぼったさが気になりません。
目の窪みに影をつけて“へこんで”見せる
腫れぼったいまぶたは、目が盛り上がって見えているので、目の窪みに影をつけて“へこんで”で見せることができれば、腫れぼったい目が気にならなくなります。
くぼみ部分にのせるアイシャドウは、ブラウン系のアイシャドウにします。これで影ができるのでまぶたがスッキリ見えますよ。
二重幅が広い人は太めのアイラインを使用する
二重幅が広く腫れぼったく見えている人は、太めのアイラインを使用しましょう。
二重幅が広く腫れぼったい目は、アイシャドウやアイラインも見える範囲が少なくなります。目をはっきり見せる場合は、細くいれるのがおすすめですが、二重幅が広い場合は、太めのアイラインで腫れぼったさを目立たなくさせるのがおすすめです。
ただし、腫れぼったい目を隠すために濃くするのはNGです。
アイメイクは濃ければ濃いほど腫れぼったさが目立つので注意しましょう。
まぶたの幅を狭く
まぶたが腫れぼったいということは、まぶたの面積が広がって見えています。ということは、まぶたの幅は、アイメイクアイテムを使って狭くすれば腫れぼったい感じが目立ちにくくなるということです。
まぶたを狭く見せるには、太めに眉に見せるように描くことです。
注意したいのは、全体的に太い眉にするのでなく、眉の下の部分に眉を少し足すようにして太く描きます。その方法は、
1.いつも通りに、眉を描きます。
2.次に、眉の下に約1mmほど眉部分を描き足すようにして太くします。
眉を太く見せることによって、まぶたが狭くなることから腫れぼったさが目立ちにくくなります。
ビューラーでまつ毛をカールさせる
目が腫れぼったい人は、ビューラーでまつ毛をカールさせることで腫れぼったさを目立ちにくくできます。ただ、ビューラーは、最後ではなく最初に使っておきましょう。
目が腫れぼったい人の場合、仕上げとして最後にビューラーをつかってしまうと、アイラインやアイシャドウがビューラーで取れてしまって、せっかくのアイメイクがキレイにならない可能性があります。
また、まつ毛をビューラーでカールする時のコツは、
一回でカールせずに、根元→中間→毛先と3段階に分けて丁寧にカールしていくことが大切です。
くすみを消す
くすみがまぶたにあると、それだけで腫れぼったいまぶたになります。腫れぼったい目を少しでもスッキリ見せるためには、このくすみを消すようにしましょう。
くすみは、化粧下地のベースメイクを使うのと同じで、アイシャドウベースを塗ってからアイシャドウを塗ると、まぶたのくすみが消えてくれますよ。
アイシャドウベースを持っていない場合は、パープルをベース代わりに薄く塗っておけば、目元が明るくなり腫れぼったさを目立ちにくくしてくれます。パープルを塗る時には、色がわかるほど濃く塗るのはだめです。
パープルを塗る目的は、くすみを消すためなのでほんのり薄く塗るようにしてださい。
グラデーションで奥行きを出す
腫れぼったい目は、一色だけのアイシャドウを塗るよりも、アイシャドウを2色から3色を使うのがおすすめです。数色のアイシャドウでうまくグラデーションを出していくと、まぶたに奥行きが出るので腫れぼったい目が目立ちにくくなります。
基本的には、アイシャドウの色は肌に馴染みやすい、ベージュ系~ブラウン系のカラーを使えばまず失敗はないでしょう。グラデーションの作り方は、
1.ハイライトカラーとしてベージュ系のアイシャドウをアイホール全体に入れます。
2.次に、ダークカラーをまぶたのキワに入れます。
3.最後に、ミディアムカラーを入れ、ダークカラーとの境界線をなくすようにぼかして仕上げます。
この流れでアイシャドウを使えば、自然なグラデーションは誰にでもできます。また、一色だけでグラデーションを作るなら、濃淡を入れるとメリハリがつきます。一色のアイシャドウでグラデーションを出す場合は、
1.指やブラシを使って、アイホール全体にアイシャドウを入れていきます。
2.今度は、チップを使って、二重の幅に沿いながら再度アイシャドウを重ねていきます。
この塗り方をすれば、一色でもグラデーションが作れるので、腫れぼったい目をカバーすることができます。
マスカラは根元から
腫れぼったいまぶたは、アイシャドウやアイラインだけではなくマスカラで目立たせないようにもできます。
マスカラを使う時には、根元から扇状に広げるイメージで塗っていきましょう。
使うマスカラは、まつ毛が長くなるタイプがおすすめです。まつ毛が四方の広がっていると、目の幅が強調されてまぶたの腫れぼったさをカバーできます。
目の腫れぼったさを解消してくれるアイテム選び
アイメイクのやり方で、目の腫れぼったさを目立ちにくくはしてくれますが、同時にアイメイクのアイテム選びも重要です。そこで、目の腫れぼったさを解消してくれるアイテム選びについてお話ししておきます。
マット系のアイシャドウを選ぶ
目元をスッキリ見せたい時には、キラキラしたパール系のアイシャドウを選びたくなりますよね。でも、基本的に腫れぼったさを目立たなくさせてくれるのは、ブラウン系のマット色のアイシャドウです。
少し濃い目のアイシャドウの方が、目元に引き締まり感が出ます。または、グレー系やブルー系のアイシャドウでも、まぶたをスッキリ見せることができます。
アイライナーはブラウンを選ぶ
アイライナーは、普段は何色を使っていますか?アイライナーの色は、割と黒しか使ったことがないという人も多いのではないでしょうか。
黒の方が引き締まった色になるという印象を持つ人もいるかもしれませんが、目の腫れぼったさをカバーして目立ちにくくしてくれるのは、ダークブラウンのアイライナーです。
ダークブラウン系は、目元に柔らかい印象をもたらせるので、それほど腫れぼったいまぶたは目立ちません。黒は、目元が強調されすぎてしまうので、逆に腫れぼったい目が目立ちやすくなる場合がありますよ。
マスカラはロングタイプのものを選ぶ
先ほども紹介したように、目の腫れぼったさを目立たせないようにするには、ボリュームタイプのマスカラよりも、長さを見せるマスカラタイプのほうが効果的です。
もともとまつ毛が短い人なら、繊維入りのマスカラの方がしっかりと長さを出せます。反対に、まつげの長さがある程度ある人なら、繊維なしのマスカラの方が目元にスッキリ感が出やすいです。
アイシャドウでグラデーションを作ることで腫れぼったさが解消される
アイシャドウを一色のみで使う場合も、多色で使う場合でも、基本は、アイシャドウでグラデーションをキレイに作ることです。
アイシャドウのグラデーションづくりは、目の腫れぼったさをカバーしてくれるので、それほど腫れぼったい目が目立ちません。
まとめ
目の腫れぼったさは、何とかアイメイクでごまかそうとすると、どんどん厚塗りになってしまことがあります。
濃く塗ってしまうと、逆に腫れぼったい目が強調されるので、ごまかすよりも目立たせないというコンセプトでアイメイクをしてみましょう。では、この記事をおさらいしておきます。
☑目が腫れぼったくなる8つの原因
・室温を上げたことで乾燥しそれが刺激になり厚みが出る
・睡眠不足や翌朝のストレス
・アレルギーの季節
・生理中
・甲状腺
・塩分の取りすぎ
・泣いた
☑アイメイクの使用方法
・眉の“上下”にハイライトで立体感
・目の窪みに影をつける
・二重幅が広い人は太めのアイライン
・太めに眉を描きまぶたの幅を狭く見せる
・ビューラーでまつ毛をカールさせる(ビューラーは最初に)
・アイシャドウベースを塗ってくすみを消す
・グラデーションで奥行きを出す。一色なら濃淡をつける
・マスカラは根元から扇状に
☑目の腫れぼったさを解消してくれるアイテム選び
・マット系のアイシャドウで引き締め感を
・アイライナーは黒よりもブラウン
・マスカラはロングタイプ
腫れぼったい目でも、アイメイクでどうにでもなります。アイメイクの方法をマスターして理想の目元を作っていきましょう!