お風呂ダイエットで効率的に痩せる方法!顔・お腹・足痩せの方法とは

寒い日や疲れた日に、あったかいお風呂に入ると癒されますよね。そんな毎日のお風呂で、ダイエット効果に期待できるってご存知でしたか?
この記事では、ダイエットのためのお風呂の浸かり方やコツなどをご紹介いたします。
目次
お風呂ダイエットとは
お風呂ダイエットとは、その名の通りお風呂でするダイエットのことです。
湯船にゆっくり浸かったり、お風呂の中で身体をマッサージしたりして、効果を高めます。
お風呂ダイエットはこんな人にオススメ
お風呂ダイエットのメリットはなんといっても、毎日の自宅でのリラックスタイムに行えるということ。普段外で運動する時間の無い方や、そもそも運動が苦手で体力が無い人でも気楽に始めることができます。
また、体がむくみやすい人や、外食やコンビニ弁当をよく買う偏食しがちな人や、便秘ぎみな人にも効果があると期待されています。
消費カロリーに注目
入浴による消費カロリーはどれくらいなのでしょうか。
お風呂ダイエットが体に良いのか?
お風呂や温泉などで体を温めると、嬉しい効果が沢山あると言われています。
例えば、体温が上がることによって血行が良くなったり、基礎代謝が上がって脂肪が燃えやすくなったりする事です。また、お風呂で汗をかくことによって、体内にある余分な塩分を外に出すこともできます。
体が冷えやすい人にとっては、体を温めるだけでも体調が良くなる効果に期待できますし、お風呂に肩まで浸かることによって、適度な水圧によるマッサージ効果もあると言われています。
このように、お風呂ダイエットにはさまざまな身体によい影響があると期待できます。
ダイエットのコツは代謝を上げること
お風呂ダイエットをすると、体が温まって、体温が1~2度上がります。体温が一度上がると、基礎代謝力が13パーセントほども上がると言われており、体内のあらゆるターンオーバーが促進され、消費カロリーが上がると言われています。
誰でもできるお風呂ダイエットの入浴方法(初心者向け)
誰でも簡単にできて、汗をかいて効果を実感しやすい入浴方法があります。
それは「半身浴」です。下半身だけをお湯に浸からせ、上半身の発汗を促す入浴方法です。
身体が温まると汗がじわっと出てくるので、半身浴をしているという実感も湧きます。
38度くらいの、心地よいと感じる温度でみぞおちまで湯につかり、10分から15分程度半身浴をします。
冬の寒い時などは、体が冷えないように肩にタオルをかけると良いでしょう。
じわりと体全体が温まり、うっすらと汗をかくくらいがちょうどよいと言われています。
汗をたくさんかくので、入浴前後にコップ1杯程度の水分補給をするのを忘れないようにしましょう。
入浴中に、アロマキャンドルを灯してみたり、お気に入りの音楽を流すとリラックス効果が高まると言われており、入浴時間の目安にもなりますのでおすすめです。
正座してお風呂に入ることが良いと言われる3つの理由
お風呂に正座して入ると良いと言われているのを知っていますか?足も延ばせないし窮屈なのでは?と思いがちですが、実は体によい3つの理由をご案内します。
ふくらはぎを加圧させる
お風呂の底で水圧がかかった状態で正座をし、ふくらはぎの圧力をかける事によって、マッサージ効果があり、足元から代謝アップに期待できるそうです。
長時間は足がしびれてしまいますので、5分~10分を目安に、時々腰を浮かせるなどしてやってみましょう。足がしびれたらすぐにやめてくださいね。
汗が出やすくなり、デトックス効果があると言われている
お尻でふくらはぎに加圧し、下半身全体に圧力をかけることによって、全身の血行がよくなり、汗が出やすくなると言われています。
じわじわと汗をかくことは、体内の余分な塩分や老廃物を汗と一緒に流し出すデトックス効果があると言われています。
骨盤の歪みを整えてぽっこりお腹解消
正座をして背筋を伸ばすと、骨盤がバランスよく安定し、骨盤のゆがみが改善されます。
骨盤は、体の内臓全体を受け止める役割を担っていると言われているため、これが歪むと、内臓全体の血行が悪くなってしまいます。姿勢を正し、体のゆがみを改善することで、血流を良くし、ぽっこりしたお腹を解消する効果が期待できるのです。
お腹周りを改善させる入浴方法
特にお腹周りが気になる方へのおすすめの入浴方法をご紹介します。
お風呂の中で、腹筋を鍛える入浴方法です。
お風呂の中で膝を曲げて、両腕は浴槽につけておきます。そして、足を浴槽の中で上げ下げし、腹筋に負荷をかけます。
こうすると、無理なく腹筋を鍛える事ができます。お風呂が広いならば、お風呂の中で軽く腹筋をするのも効果的と言われています。
脚やせ効果に期待できる入浴方法
続いてご紹介するのは、お風呂で手軽にできる足痩せ方法です。
温かいお湯と冷水を交互に足をひたして引き締める方法です。
いつもよりも熱めのお風呂(41~42度)のお風呂に浸かったあと、湯船から上がって、冷水をシャワーで足にかけるという方法をとります。
これを2~3回続けるのが目安です。2週間ほど続けると、脚についたセルライトを落とす効果に期待できるそうです。
お風呂で気になる部位をマッサージ(中級者向け)
お風呂に浸かっている間、気になる部位をマッサージしましょう。
入浴するだけでもカロリーを消費すると言われていますが、浸かりながらマッサージをすると一石二鳥です。
それぞれ気になる部位ごとにご紹介いたします。
お腹周り
まずはお腹周り。お湯に浸かりながらやりやすいマッサージです。
次に、おへその周りの下腹部を、Uの字型に強めに撫でてマッサージしていきます。
このように、お腹の中にある内臓を順番に刺激していくのです。
こちらの動画で、お腹のマッサージ方法が詳しく解説されておりますのでご覧ください。
顔まわり
続いてはお風呂でできる、小顔リンパマッサージです。
続いて、耳下から鎖骨までを軽くさすります。
次に、鎖骨から肩先へ、鎖骨から腋の下へ順番にさすり、最後に脇のしたを軽く押します。
次に顔のマッサージです。三本指を揃えて、額の中央からこめかみまでを、左右対称に指先でかるくおしていきます。
顎下、口角の真横、鼻の下と順番に押します。押していて気持ちがいいところを押しましょう。
こちらの動画で、詳しい解説を見ることができます。
太ももとふくらはぎ
太ももとふくらはぎを補足するには、足全体をマッサージするのが効果的だと言われています。
マッサージオイルを使うと手の滑りがよくなり、リラックス効果にも期待できるのでおすすめです。
足首がほぐれたら、足の裏を指で押したり、手をぐーにして足首をぐりぐりしたり、手のひらや指で足首回りやひざ裏、つけねなどをおしてリンパを流れやすくします。
そうしてリンパの流れを良くしてから、ふくらはぎを揉んだり、太ももを揉んだりすると効果が出やすくなると言われているのです。
こちらの動画で詳しい揉み方を見てみてくださいね。
ストレッチで血行促進
お風呂の中でストレッチをすることが可能な人はぜひやってみましょう。
ただし、滑って転倒しないように注意して行ってくださいね。
肩周りのストレッチ
こちらはタオルを使ってできる肩甲骨のストレッチ方法です。
お風呂にタオルは持ち込みやすいですし、試しやすいですよね。
タオルを伸ばして持って、ダンベルを上げ下げするようなイメージで行うストレッチです。
動画を参考に、試してみてください。
腰回りのストレッチ
お風呂でできる簡単な腰回りのストレッチをご紹介いたします。
こちらの動画は、お風呂あがりに寝そべって行う腰痛改善のストレッチです♪
ふくらはぎのストレッチ
お風呂でできるふくらはぎのストレッチでおすすめなのは、湯船の中から両足を出して、脹脛をぶるぶると震わせるストレッチです。
こちらの動画の2:00のあたりを見てイメージしてみてください。
お風呂に入る前の事前準備
お風呂に浸かったり、お風呂の中でマッサージやストレッチをすればダイエット効果に期待ができるのが分かりましたが、では一体いつお風呂に入るのがいいのでしょうか。
また最適な温度や入浴時間は?
ここでは、お風呂に入るときの注意点をみていきます。
食後30分後の入浴がおすすめ
まず、お風呂に入るタイミングですが、食後30分後の入浴がおすすめです。
食事をしたばかりの身体は消化のために胃にたくさんの血液が流れる必要がありますが、お風呂に入ると体の表面に血液が集まってきてしまい、胃袋に充分な血液が届けられなくなる恐れがあります。
すると、胃液の分泌が減り、消化不良を起こしてしまう恐れがあります。
お風呂の適温を知っておこう
お風呂の温度はたった1度違うだけでも、ぬるい、熱いと感じ方が変わってきます。
お風呂の適温は、37度~42度の間で、お好みで調節しましょう。
37度は人間の体温より少し高いくらいです。これを下回ると、逆に体を冷やす恐れがありますので、37度以上を保つようにしましょう。
40度以上の温度だと少々熱いと感じるようになると思います。心地よい温度を選びましょう。
39度~42度の温度は、副交感神経が活発になり、リラックスできる温度であると言われています。
それ以上は高温浴といって、体への刺激が強く、精神や神経が昂るので、気合いを入れたいときにおすすめです。多くのお年寄りが好む温度です。
入浴時間を決めよう
入浴時間を決めて入浴しましょう。長時間の入浴は、お湯の温度が下がって体を冷やしかねませんし、お湯を追い炊きするとガス代もかかってしまいます。
入浴時間は、目的によって決めましょう。
疲れて帰ってきた夜等の、いつものお風呂は15分ほどお湯に浸かるのが良いでしょう。
ダイエットのために長風呂をするときは、入浴によって体力を消耗するリスクのことも考えて行いましょう。
お風呂用の時計やタイマーを用意すると、うっかり長風呂でのぼせる危険性が減ります。
こまめな水分補給を心がけること!
お風呂に浸かることで大量の汗をかきます。湯上り後は思ったよりも水分を消費しておりますので、長風呂をする場合はこまめに水分補給をし、湯上り後にはコップ一杯の水を飲むのがよいでしょう。
入浴中に気分が悪くなったら
入浴中に気分が悪くなったら、のぼせてしまっている恐れがあります。身体が冷えないように気をつけてお風呂から上がり、コップ一杯の水を飲んで、湯冷めしない程度の涼しい部屋で休みましょう。
また、脳貧血を起こすおそれもありますので、貧血気味のときに長風呂をするのは控え、湯船からいきなり立ち上がることもやめたほうが良いです。
入浴後に気をつけること!
気持ちの良いお風呂タイムを終えたら、次は何をしたら良いでしょうか。
ここでは、入浴後に気をつけることをご案内します。
常温の水を飲む
お風呂から上がったら、水分補給のために水を飲みましょう。冷えた水は火照った身体には冷たすぎる場合があるので、常温のお水がおすすめです。
お風呂から出て2時間後に就寝する
人は、体温が下がるときに眠りやすい状態になります。
入浴直後は体温が上がっていて目が覚めている状態になってしまうので、入浴は就寝の2時間前がおすすめなのです。
体の水分を代謝させるためにカリウムが効果的
お風呂で汗をかいて、お風呂のあとに水を飲むことで、体の中の水分を代謝させることができます。カリウムはこの水分の代謝を効果的に助けてくれる効果があると言われているので、お風呂ダイエット実践中はカリウムを含む食材を食事に取り入れるとよいでしょう。
カリウムは、バナナやみかんなどの、フルーツ類に多くふくまれていると言われています。
まとめ
今回は、お風呂でできるダイエットについてご紹介いたしました。
簡単に内容を振り返ってみましょう。
☑お風呂に浸かると、血流や代謝がよくなると言われている。
☑半身浴をし、ゆっくり汗をかく入浴方法は初心者におすすめです。
☑正座してお風呂に浸かると、下半身の加圧でマッサージ効果があると同時に、発汗効果にも期待できる。
☑入浴中にできるマッサージやストレッチ方法があるので、気になる部位をシェイプアップしよう
☑お風呂は適温、敵時間で!入浴後は水分補給を忘れないようにしよう。
いかがでしたか?
毎日のお風呂でダイエット効果が期待できるとしたら、かなりお手軽ですよね。
毎日のリラックスタイムに、ダイエットを実践してみませんか?