フラフープがエクササイズが人気の理由!芸能人も続けるフラフープの魅力をご紹介。

フラフープは、小学生の頃の記憶から、一度は試したことがある方もいらっしゃると思います。
最初は2〜3回ぐらい回すと、すぐに落ちてしまって難しくても、ある瞬間にコツをつかめると、面白いようにグルグルと回せることがありますよね。
また回しながら前に進んだりすることも、すごく楽しかった記憶がありますが、そんなフラフープも今、ダイエットのため使う方が増えてきて人気のようです。
お腹の部分や全身を動かすので、なんとなくダイエットによさそうなイメージはありますよね。
今回は、そんなフラフープの魅力について、またダイエットとしての使い方などについて調べてまとめてみました。
目次
フラフープはダイエットに効果的なのか?
フラフープは1958年にアメリカで、とても流行したそうで日本でも同じ年に販売が始まったそうです。
ただブームが終わってからフラフープに注目が集まることはそんなになかったそうですが、ここ数年アメリカではエクササイズのグッズとして人気のようです。
そして日本でも芸能人の方をはじめ、家で2畳ほどの場所があれば出来ることから、ダイエットとしてフラフープを始める方が増えてきたそうですね。
そのために、フラフープをダイエットとして取り入れることが注目されているようですよ。
消費カロリーがすごい!
フラフープの消費カロリーですが「10分間で100kcal」と言われていますが、「フラフープでそんなにカロリーを消費できるのかな?」という意見もあるそうです。
消費カロリーは個人差もありますよね。またフラフープの重さや、体重の違いだったり、代謝の状態も違うので一概にはいえないそうです。
ただ心拍数を目安に出した消費カロリーの可能性は、100kcal程を消費するには「50kgの方は約30分、60kgの方は約25分、70kgの方は約20分」とも言われています。
ちなみに50kgの方が100kcalを消費する場合、他の運動では何分ぐらいかかるのか調べてみました。
ウォーキングなら23分程、ジョギングで16分程、自転車(ゆっくり)19分程、階段の昇り降り16分程、水中ウォーキング29分程だそうです。
フラフープは約30分で100kcal消費の可能性だとしても、3回に分けたり雨の日や空いた時間にも出来るので、継続しやすいですし気軽に始めることができそうですね。
でも腰が痛い方はやめたほうがいいことと、長時間回すことは腰にも負担がくるそうなので気をつけましょう。
食事制限がないと言われている
食事制限のことですが、やはり「ダイエットの基本は摂取したエネルギーより、さらに多くのエネルギーを消費すること」と考えた場合、適度な食事の量は大切ですよね。
例えば現在、体重の増減があまりない場合は、特に今までの食事を制限せずに、フラフープを継続することや、なるべく動くことで体重が変化する可能性があるそうです。
フラフープエクササイズのメリット
ダイエットは体重だけではなくて、やっぱり見た目の変化もとても大切ですよね。
フラフープエクササイズは、腰やお腹を回すため他にも嬉しいことがあります。
ぽっこりお腹解消(引き締め効果)
ぽっこりお腹の原因ですが、皮下脂肪が溜まっているだけではなく、内蔵が本来の位置より下がっている「内蔵下垂」「腸下垂」の可能性もあるそうです。
それは加齢や姿勢などが原因で、内蔵の内側の筋肉が衰えていき、内蔵などが下がってくるので、ぽっこりお腹の中は内蔵という場合もあるようです。
そこで内蔵を、なるべく本来の位置に戻すためには、体の体幹の部分を鍛える必要があるそうですが、それが「インナーマッスル」と言われています。
インナーマッスルは、体の奥の深い部分の筋肉全体のことで「深層筋」とも呼ばれています。
本来鍛えにくい場所ですが、腹筋と背筋で押し出して回すフラフープを、背筋を伸ばして正しく回し鍛えることで、ぽっこりお腹を解消した方もいるそうです。
骨盤が矯正される
毎日の生活の中の姿勢や、体を使う時のクセによって筋肉のバランスがわるくなり、骨盤がゆがんでしまうと言われています。
骨盤がゆがんでしまうと、内臓の位置がずれてしまい、そのままの状態が長く続くと、骨盤が開いて内蔵の位置が下に下がってくる可能性があるそうです。
そうなると血液の流れを妨げたり、冷え性やむくみ、肩こりなどに繋がる方もいるそうなので、もし骨盤がゆがんでいるのなら、本来の位置に少しでも戻したいですよね。
自分の骨盤がゆがんでいるかどうかはチェック方法があります。
・足を伸ばして座り、力を抜いた状態で足の先を見て、Vの形になっていればOKで、どちらかが開きすぎてVの形なっていなければゆがんでいる可能性があるそうです。
・女の子座りを、右左と向きを変えてやってみて、どちらかが凄くやりにくい場合は歪んでいる可能性ありだそうです。
またフラフープを回すことでもチェックができるそうですよ。
骨盤が歪んでいる場合、体のバランスがあまりよくない可能性があって、重心が偏ってるために、フラフープがあまり上手に回せないんだそうです。
あとフラフープを回す場合に右回りや左回りのどちらかだけが回しやすいとなると、やっぱり骨盤がゆがんでいる可能性があると言われています。
フラフープは背筋と腹筋を使って姿勢を良く回さないと落ちてしまうので、回している状態を維持できれば、骨盤のゆがみも少しづつ変化してくる可能性があるそうです。
くびれが作れる
ダイエットをして体重を落とすことができても、くびれを作るって、なかなか難しいですよね。
くびれを作るには、腹筋が必要ですが、腹筋には「腹直筋」「腹斜筋」「腹横筋」の3種類あると言われています。
普段の腹筋運動だと、真正面から見て体の真ん中の縦に長く伸びている「腹直筋」しか鍛えることができないそうです。
くびれ作りに大事なのは「腹斜筋」と「腹横筋」で、「腹斜筋」は、もともとウエストの部分がくびれるような形に沿った筋肉になっています。
その筋肉の上の脂肪が乗ってしまうことで、くびれのラインが崩れてしまそうですが、フラフープを上手に回すには「腹斜筋」が必要だそうです。
やり方ですが、右回り2分、左回り2分と左右バランスよく回すことがポイントです。
フラフープを姿勢よく回せることによって「腹斜筋」が鍛えられて、くびれが作れたという方がいらっしゃるようなので挑戦してみたいですね。
便秘解消にも繋がる
便秘が続いたり慢性的な便秘になってしまうと、本当につらいですよね。色々な方法を試されてる方も多いと思います。
最近、フラフープを回し続けることで、便秘解消に繋がる可能性があるんじゃないかと言われています。
それは、フラフープを回すために腹筋や腰の回りの筋肉を使いますが、そのことにより腸を刺激したり、ぜんどう運動を促すことができるのではと期待されているそうです。
また続けることで、少しづつ便秘を解消できた方もいらっしゃるようです。ただ、フラフープの回しすぎには気をつけましょう。
腰痛の予防
腰痛の1つの原因に姿勢の悪さがあり、腰への負担をかけている可能性があるそうです。
姿勢の悪さは、体を支えている筋肉の一部、背筋、腹筋が衰えてしまうと良い姿勢を維持するのが難しいようです。
そこでフラフープを回すことで腹筋などが鍛えられ、姿勢が良くなり腰への負担を減らすことができるのでは?という面でもフラフープは注目されているようですね。
インナーマッスルで代謝アップ
インナーマッスルは、体の奥の部分の筋肉で「深層筋」と呼ばれています。
フラフープは上手に回し続けようと思うと、腹筋や背筋、また腰をつかうので、体幹も含めてインナーマッスルも鍛えられると言われています。
そのため、筋肉量が増えていくと代謝も上がっていくそうですよ。
部分痩せに効果的(手・足)
次に足ですが、フラフープを回すことで骨盤がゆがんでいた方が、本来の位置に戻った場合、まず血液の流れが良くなると言われています。
そうすると、足へのリンパの流れがよくなり老廃物などを排出することができ、足のむくみが取れてすっきりするので、部分痩せも期待している方が多いそうです。
水野裕子さんの動画がすごい!
スポーツ系タレントの水野裕子さんですが、以前テレビの番組で次のようなフラフープの話をしていたそうです。
・フラフープは回すために、力を入れるので、前後良い具合に鍛えられることと、フラフープが当たることで脂肪が落ちたこと
・きゃりーぱみゅぱみゅさんの「PONPON」の曲が4分なので、間奏を挟んで右回しを2分、左回しを2分の2曲分で1日8分やっていることなどの話だったそうです。
また、フラフープをすることで鍛えた腹筋の写真をツイッターなどではよく載せているようですね。
個人差はもちろんあると思いますが、ぜひフラフープを使って実験してみたいですね。
フラフープには種類がある
フラフープは色々な種類がありますが、大きく分けると組み立てるタイプと、最初から組み立てられていて外せないタイプがあります。
フラフープはいくらで購入できるの?
大人用のフラフープですが、1000円前後から高いものだと1万円程のフラフープがあるようです。
長さや重さ、組み立て式かそうではないかで変わってきますが、ダイエット用の少し重いフラフープは平均3,000円〜6,000円台で販売しているそうです。
自分の体型に合わせて購入する
フラフープは身長やウエストのサイズ、体型に合わせて選びましょう。
まず避けたほうがいいフラフープは、直径70cm〜80cm、直径は1.5cm〜2cmだそうです。
それは、サイズが大人は合わないので回そうとすればするほど、腰痛原因の可能性になるそうなので、やめましょう。
ただウエスト85cm程の方は、直径は105cm 、ウエストが95cmの程の方は直径110cm、身長150cm台の方は90cm、140cm台の方は85cmのフラフープを選ぶと使いやすいそうですよ。
重いフラフープはダイエットに効果的
フラフープは重いものを回すと、それだけ筋肉などに刺激がありますが、でも無理をしてしまっては腰痛の原因になってしまうようです。
まず500g前後のものを回して、姿勢よくある程度の時間を回せるようになったら、もう少し重いものに挑戦してみましょう。
フラフープの回し方
フラフープは腰を回すというよりも、基本の動きは腰を前後に動かすそうです。
まず肩幅程度に足を開いて、右足か左足のどちらかを半歩ぐらい前に出しますが、まず右回転で回したい方は右足を、左回転で回したい方は左足を前に出しましょう。
そしてフラフープを、おへそ程の高さで背中に密着させ、フラフープを回します。
動画 フラフープブートキャンプpart1 《基本の回し方1、ターン》 HOOP TOKYO BOOT CAMP
フラフープスクール フープ東京 HOOP TOKYOさんより
時間と回数
回数ですが早く長く回す方がいいというよりも、少しづつ筋肉を鍛えながら、回数や日数を伸ばし継続して続けることを目標にしましょう。
フラフープエクササイズの注意点(やりすぎ注意)
まず腰が痛い方はフラフープを行わないほうがよさそうです。また回し始めて腰に少しでも痛みを感じたら、すぐに中止しましょう。
フラフープを回すことを始める前、終わった後はストレッチを習慣にしましょう。
またフラフープを回す時間ですが、最初は短い時間から始めましょう。
上手に回せるようになると、長時間回すこともあると思いますが、やりすぎると腰に影響があるそうなので注意しましょう。
フラフープでダイエットに失敗する人には理由がある
フラフープを始めると、あまり使っていない筋肉を動かして筋肉痛になり、やめてしまうこともあるようです。
また自分の体に合わないフラフープを使っていると、続けることが難しくなりますよね。
ダイエット用のフラフープを使用していない
ダイエット用のフラフープですが、重さが平均500g〜1kgあるそうです。
重さで体に負荷がかかることで、筋肉などに刺激を与えるそうですが、腰痛などの心配もあるので選ぶ時は慎重にしましょう。
また内側に突起があるフラフープは使いにくいので、初めての方は突起がないものを使いましょう。
まとめ
フラフープについて色々調べてみましたが、子供の頃に使ったイメージしかなかったので、フラフープの予想以上の可能性に少し驚きました。
では、ここで今回の記事のポイントをまとめてみますね。
☑雨の日にも空き時間にも出来るので続けやすい
☑姿勢よく回すことで筋肉を鍛えることができるかも
☑3種類の腹筋を鍛えるとくびれが作れる
☑よい姿勢を維持すると腰痛対策に
☑腕用フラフープで二の腕対策を
☑フラフープは自分の体に合ったものを
☑重さは平均500gからスタートがおすすめ
☑少しづつ重さを変えてみる
☑1日10分の週3〜4回をまずは目安に
☑フラフープの回しすぎに注意
☑腰の痛みを感じたらすぐに中止
☑フラフープの前後にストレッチを
フラフープをすぐにでもぜひ始めてみたいと思いましたが、ちゃんと自分に合った大きさや重さに気を付けながら購入しようと思います。
また姿勢が悪いのも悩みなので、フラフープで良い姿勢が維持できるようになれたらいいなと思います。