髪の毛をツヤツヤにする方法をご紹介!

髪の毛がツヤツヤした人を見ると「私もこんなふうにツヤツヤだったらいいのに」と思うことはありませんか?髪の毛がツヤツヤしている人って「髪の毛の質とかが違うの?」と思ってしまいますよね。
そもそも、髪の毛がツヤツヤしていない人は、シャンプーやリンス、髪をとかすなどのケアで間違った方法をしているといわれています。
髪の毛は、正しいケアを続けるとツヤツヤは実現できます。そこで、髪の毛がツヤツヤではなくなる原因やツヤツヤにできるお手入れ方法などについて詳しく紹介します。
目次
髪の毛がツヤツヤではなくなってしまう原因
髪質は、人それぞれですが髪の毛がツヤツヤにならない人は、髪質以前に長い期間のダメージが蓄積した結果ともいえるかもしれません。髪の毛は、たんぱく質が主成分で髪の毛の一番外側は、半透明になったたんぱく質で覆われています。
ところが、毎日の髪のケアの中で間違った方法を続けていると、それが蓄積して髪はダメージを受けたままの状態になってしまうといわれています。
では髪のケア方法の何が問題なのでしょうか。
髪の毛のケアの中で髪の毛がツヤツヤではなくなってしまう原因には、大きく分けると4つあります。
髪の毛が濡れた状態で放置してしまう
シャワー後やお風呂上りに、髪の毛が濡れた状態で放置すると髪の毛には負担がかかりダメージを受けやすいといわれています。濡れたままの髪の毛は、まったくの無防備で外部からの刺激を受けやすい状態になっていると考えられているからです。
これが、髪を傷ませることになりツヤツヤの髪ではなくなってしまう原因につながります。
タオルで髪の毛を擦るようにして強く拭いてしまっている
髪の毛がツヤツヤではなくなってしまう原因の一つとして、髪の毛の乾かし方もあります。タオルで髪の毛を擦るように強く拭いてしまっていると、摩擦が起きて髪の表面を傷つけることがあるためです。
髪の表面が傷つくと、髪が絡まったりパサついたりツヤツヤの髪になったとしてもその状態をキープすることはできません。
ブラシで力任せに梳かしてしまってる
普段、髪の毛にブラシをかける時には、どの程度の力でブラッシングしているでしょうか。ブラッシングはほぼ毎日やるものです。それも日に何回かブラシすることは当たり前のようにしているはずです。
この毎日のようにするブラシで力任せに髪の毛をとかしてしまっていると、髪の毛が傷み髪のパサつきにつながり、髪の毛がツヤツヤではなくなってしまう原因になることもあります。
特に、ロングヘアにしている人は、髪の毛にゴミやほこりが絡みついてブラシが通らず、ついつい無理やりブラシを通す人もいますよね。こんな風に毎日ブラシを力まかせに髪をとかしていくと、髪の毛は少しずつダメージが入るので要注意です。
パーマやヘアカラーを繰り返し行っている
おしゃれやファッションの為に、パーマやヘアカラーをするのは悪いことではありません。ヘアスタイルやカラーを入れると、気分が一新してテンションも上がりますよね。
ただ、パーマやヘアカラーを繰り返していれば、やっぱり髪の毛がツヤツヤではなくなってしまう原因を作ることになります。パーマやヘアカラーは、徐々に髪の毛の傷みにつながって、いくらお手入れをしても髪の毛が回復する余裕がありません。
パーマやカラーは、本来の髪の毛の形や色を無理に変えるものなので、少なからずダメージは受けます。
かといっても、パーマやヘアカラーはやっぱりやりたい!という方も多いでしょう。
パーマやヘアカラーをやる場合は、その後トリートメントなどのケアを念入りに行うか、パーマやヘアカラーの回数を減らすなどしないと、ツヤツヤの髪の毛にするのはむずかしいかもしれません。
髪の毛をツヤツヤにするための手入れ方法
私たちは、それほど意識せずにシャンプーをしていますよね。
でもシャンプーをやる前やシャンプー後などには、髪の毛をツヤツヤにするためのお手入れにコツがあります。
ツヤツヤの髪を作るためにも、このお手入れ方法のコツをおさえておきましょう。
シャンプー
髪は、毎日必ず洗うという人も多いです。だからこそシャンプーには気をつけたいポイントがあります。
(1) 事前にブラッシングを心掛ける
シャンプーをする前は、事前にブラッシングを心がけましょう。
それも髪の乾いた状態でブラッシングします。こうすることで髪の毛のホコリやフケを落として、シャンプーする時の髪の毛の絡まりを防止します。
髪の毛は絡まると摩擦で傷みやすくなります。
(2) シャンプー剤を直接頭皮につけるのはダメ!
シャンプーは、何回か手の平に分けて直接頭皮につける人は多いでしょう。
でも、シャンプー剤を直接頭皮にかけるのはダメです!頭皮にそのままシャンプーをつけると、毛穴詰まりの原因を作ることがあります。頭皮も洗顔と同じく、適度な水となじませてモコモコの泡を作って髪に塗るようにつけて洗いましょう。こんなちょっとした手間がツヤツヤ髪のベースになります。
(3) 頭皮を傷つけないように爪を立てないこと
頭皮を洗う時には傷つけないように爪は立てないことが基本です。
シャンプーは、頭皮を洗うことを意識することが大切です。頭皮の皮脂や汚れを落とすと、髪の適度な潤いなども守ることができます。
(4) よく洗い流すこと
シャンプーをした後は、よく洗剤を洗い流しましょう。
結構、このシャンプーの洗い流しがしっかりできていないことも多いです。洗剤が髪に残ると髪の毛に負担がかかります。
(5) 乾きを良くするために髪にタオルを巻いておく
シャンプーをした後は、乾きを良くするために髪にタオルを巻いておきます。こうして水分をタオルで吸い取れば、余計なドライヤーの熱をあてなくても乾きやすくドライヤーの熱によるダメージを軽減できます。
トリートメント
次に、トリートメントです。潤いキープしてツヤツヤの髪に整えるにはトリートメントは不可欠です。トリートメントの使い方では2つのポイントをおさえておきましょう。
(1) トリートメントの前が重要!水分を取ってから
トリートメントの効果を十分発揮させるには、トリートメントの前が重要です。
髪の毛の水分が多く残っていると、トリートメントをつけても薄まってしまうことがあります。トリートメントを使う時には、ある程度水分を取ってからにします。
ツヤツヤの髪の毛にはトリートメントは重要な役割をするので、効果が発揮できないような使い方にならないようにしましょう。
(2) 放置時間は守るように心がけましょう
トリートメントで、しっとりとしたツヤツヤの髪にしたくても放置時間を長くするのは間違っています。トリートメントは、その製品によって放置時間が設定されています。パッケージに記載されている放置時間を守って正しくケアしましょう。
タオルドライ
ツヤツヤの髪の毛には、シャンプー後のタオルドライにも注意したい2つのポイントがあります。
(1) 髪の毛を包み込むようにして拭く
髪の毛は、縦や横に擦って拭くのではなく、髪の毛を包み込むようにして水分を吸収させるように拭くのがポイントです。
一束の髪の毛をタオルで包み、ギュッと握って水分を吸い取っていくといいですよ。
(2) タオルドライの後はドライヤー
タオルドライは必要ですが、髪の毛を少しでも乾かそうとして、タオルドライに時間をかけてしまうと髪の毛が濡れたままの状態が続きます。
濡れたまま放置すると髪の毛の乾燥を招きます。
タオルドライの目安は、水滴が髪の毛から落ちなくなった程度で終わらせて後はドライヤーで乾かすようにしましょう。
ドライヤー
髪の毛のツヤツヤだけではなく潤いも逃さない為にも、ドライヤーを使う時のポイントが2つあります。
(1) ドライヤーの前にアウトバストリートメント
ドライヤーの熱は、髪に何らかの影響を与え傷みの原因になることがあります。
そこで、ドライヤーの前にアウトバストリートメントを使って、あらかじめ髪の毛の表面をコーティングしておきます。
こうすれば、ドライヤーの熱さから髪の毛を保護しながら、ツヤツヤ感を逃さずに乾かすことができますよ。
(2) ドライヤーをあてながらブラッシング
ドライヤーを使ってある程度髪の毛の水分がなくなってきたら、ドライヤーをあてながらブラッシングします。
ドライヤーの熱というと、髪のダメージが真っ先に浮かびますが、ドライヤーをあてながらブラッシングをすると、髪の毛の表面にツヤが生まれるという特徴も持ち合わせています。
ドライヤーで乾かした時に、髪の毛に冷たさが感じられなくなる程度まで乾いたら、髪の毛の根元から毛先にかけてブラッシングをしながらドライヤーをあてていきましょう。
ツヤツヤにするために意識したいポイント
髪をツヤツヤにするためには、日常的に意識しておきたいポイントもあります。
(1) 日常的にトリートメントを使用する
髪の毛は、常にいろんな刺激にさらされています。例えば強い風や紫外線など様々のものに影響を受けます。
そんな影響を受けた髪が傷んでからケアするよりも、日常的にトリートメントを使用して髪の表面を保護することは、ツヤツヤの髪の毛の下地を作ることになります。
トリートメントには、保湿効果や紫外線対策されたものもあります。日中の保護用と夜のケア用にトリートメントを使い分けるようにすると毎日の髪の調子が全然違いますよ。
(2) 生活習慣の見直し
髪の毛は、私たちの体の一部ですから生活習慣が髪の健康に関わります。
寝不足をすると肌の調子が悪くなるのと同じで、生活習慣が乱れると髪の毛にも影響があります。
また、髪は栄養があるからこそツヤツヤの髪にもなれます。塩分や糖分を摂り過ぎたり栄養の偏りも結果的に髪のダメージにつながります。睡眠不足・栄養不足など生活習慣を一度見直してみましょう。
その他、髪をつやつやさせるための対策
ここまで自宅でできるツヤツヤにする方法を紹介してきましたが、その他にも美容院のトリートメントなどを施術してもらうのも、髪の毛の潤いをキープするのに効果的です。
美容院では、トリートメントをしながら頭皮をもみほぐして血行を良くしてくれるので、ツヤツヤの髪にするためのベースを作るケアをしてくれます。
美容院でのマッサージもツボが刺激されて、顔のリフトアップにも効果的といわれています。
紫外線から髪を守る方法
顔と同じく髪だって紫外線によってダメージを受けます。紫外線は、メラニン色素を破壊するので髪の褐色や白髪の原因にもつながるといわれています。
さらに、頭皮が日焼けすることで乾燥や炎症を起こし髪の毛が抜けやすくなるなど薄毛の心配もあります。日常的に紫外線から髪を守ることを意識することは、将来の髪の毛を左右します。紫外線から髪を守る方法は、
2.UVカット効果のあるヘアアイテムを活用する
3.髪の分け目を時々変える
特にUVカット効果のあるヘアアイテムは、出かける前にスプレーするだけでUVカットができる便利なヘアアイテムです。
もしくは、洗い流さないトリートメントも紫外線対策には有効です。
値段の安いシャンプーを使っている
いつもどんなシャンプーを使っていますか?毎日使うものだからコスパを考えた安いシャンプーでしょうか。安いシャンプーだからといって、髪に悪いわけではありません。
ただ、安いシャンプーには、紫外線の対策をできるような成分が配合されていない可能性があります。シャンプーの値段は、主にシャンプーに含まれる成分によって設定されています。シャンプーの値段を決める目安は、
・人工的に量産できる成分ならシャンプーの値段は安い
・希少な天然成分などを使用しているシャンプーは、量産が難しいので値段は高い
となっています。つまり、値段が高いシャンプーには、髪に優しい天然成分が配合されていることが多く、髪のダメージをケアできる成分が入っている可能性が高いわけです。
ただ、シャンプーの値段は、有名なメーカーならCMや雑誌の宣伝広告費用も含まれているので、単に高いから髪に毛に良いシャンプーともいえません。シャンプーの開発やパッケージのデザインにもコストがかかっているので、その分、シャンプーの値段に反映される形が多いです。なので、シャンプーを選ぶ時にはシャンプーに配合されている成分にも注目しましょう。
髪に良いとされるシャンプーは、天然の成分を多く配合しています。
その洗浄成分は、
・ココイル
・ココアンホ
・グリシン
・グルタミン
などが代表的な天然成分といわれています。
このような天然成分は、髪の毛には優しくツヤツヤの髪の毛を育てるのには適しているシャンプーです。紫外線対策で使うシャンプーは、髪に優しい成分を選ぶのが基本になるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。髪の毛がツヤツヤにならないのは、意外と毎日行っている髪の毛のお手入れに原因があることがわかっていただけましたでしょうか。では、ここで紹介した内容をもう一度おさらいしておきましょう。
・刺激を受けやすい濡れた髪の毛を放置しているため
・タオルで強く拭いてしまっている
・パーマやヘアカラーを繰り返している
☑髪の毛をツヤツヤにするための手入れ方法
☑シャンプー
(1)事前にブラッシングする
(2)シャンプーは泡立ててから
(3)頭皮を洗うことを意識する
(4)よく洗い流す
(5)水分はタオルドライで
☑トリートメント
(1)水分を取ってからトリートメントへ
(2)放置時間を守る
☑タオルドライ
(1)髪の毛を包み込むようにする
(2)水滴をタオルドライでとってからドライヤー
☑ドライヤー
(1)アウトバストリートメントで保護してからドライヤーを使う
(2)ドライヤーをかけながらブラッシングするとツヤが出る
☑ツヤツヤにするために意識したいポイント
(1)トリートメントは日常的に使う
(2)生活習慣を見直す
☑その他、髪をつやつやさせるための対策
・美容院でのトリートメントやマッサージを受ける
☑紫外線から髪を守る方法
・日傘や帽子、UVカット効果のあるヘアアイテム、分け目などを変える
・値段の安いシャンプーは、紫外線対策できる成分が入っていない可能性がある
顔のお手入れと同じく髪の毛のお手入れもやさしく念入りにケアして、髪に良い成分のケアアイテムを活用して、サラサラとしたツヤツヤの髪の毛を実現させましょう!