除光液がなくても大丈夫!代用品でネイルの落とせる10選ご紹介

たまにしかマニュキュアをしない方やいつもマニュキュアをしている方でも、前の日にマニュキュアを落とすのをすっかり忘れ、学校や仕事先で困ってしまった!という経験をしたことってありませんか?すぐにコンビニに買いにいけるならいいですが、その場で、除光液の代用になるようなもので落とすことができたらいいですよね。
マニュキュアは、除光液がなくても日常的に使っているものを代用して落とすことができます。そこで、この記事では除光液の代用となるものを詳しく紹介します。また、コンビニでおすすめの除光液も紹介します。
除光液の成分は?
さて、除光液の代用となるものを知るには、そもそもマニュキュアの除光液にはどんな成分が入っているのかを知っておくとわかりやすいですよ。
成分は商品によって異なる
除光液の成分は、商品やメーカーなどによって異なりますが、一般的に入っている成分はアセトンやエタノールやアルコール成分です。どの成分も油を落とす力が強い成分といわれています。
アセトンは、水にも溶けやすく油や樹脂などいろんなものを溶かすことができて、それでいて安いことで知られています。マニュキュア自体は、樹脂でできているものなので樹脂を溶かすアセトン等の性質を利用して、マニュキュアを溶かして落としています。ただ、除光液を使った後って、爪が「白っぽい」、「指がカサカサする」などの経験を持つ方も多いですよね。それは、除光液に含まれるアセトンのせいです。除光液は、爪や指の油分を必要以上に落としてしまうので爪が白くなったりカサカサになってしまうのです。
なので、除光液を探すときは、「ノンアセトン」や「アセントンフリー」の表示がある除光液がおすすめです。そんな除光液ですが、除光液の代用としていざというときに使えるものが身近なところに結構あります。
除光液がない時の代用品10選
除光液には、アルコール成分が含まれているので、除光液として代用できるものはアルコール成分などが入っているものが使えるというわけですが、他にもまだ代用できるものがあります。そこで、除光液がない時の代用品として使える10選を紹介します。
エタノールなど、アルコールを使う(アルコール度数が高いもの)
いざというときに除光液として代用できるのが、アルコール度数が高い消毒用エタノールです。
最近は、お店や会社、学校などで目にしていることも多いと思いますが、店先や玄関先に手指の消毒のために置いてある、あの消毒用エタノールです。除光液の中にはアルコール成分が配合されているので、アルコール度数が高い消毒用エタノールを使うえば除光液の代わりにマニュキュアを落とせます。消毒用エタノールを除光液として使う場合は、強くこすらずに優しく拭いて落とすようにすることが大切です。
コロンや香水
除光液の代用としてアルコールの入っているコロンや香水も使えます。コロンはアルコール濃度も高いので除光液の代用として使えます。香水の方もアルコール成分は少なめですが除光液として使うことができます。
使い方は、コットンにコロンや香水を染み込ませてマニュキュアを拭くと取れやすくなります。コロン等を除光液の代用として使った場合、指先にコロンの香りが移ってしまうので除光液として使った後は手を洗えば、程よい香りが手に残ります。
マニキュアを重ね付けする
マニュキュアにラメが入っていないタイプなら、マニュキュアを重ね付けすることでも除光液の代用として使うこともできます。
除光液としての使い方は、とても簡単でマニュキュアを重ね付けしたら乾かないうちにすぐにティッシュなど拭いて落とします。ただ、何度もこすってしまうと爪に負担がかかってしまうことと、マニュキュアが伸びてしまいベタベタしてしまう場合もあるので、サッと拭くようにこするのがポイントです。
テープを使う
除光液の代用としてテープを使ってマニュキュアを落とすこともできます。
落とし方は、マニュキュアが塗ってある爪の上からテープを貼り付けます。その上からテープを少しこすってから剥がしてみてください。テープにマニュキュアがくっついて剥がれやすくなります。ただ、マニュキュアの上からテープをつけてこすっても取れにくい場合もあるので時間がかかることもあります。なので、急いでいる場合には向かない方法かもしれません。
時間に少し余裕があって、部分的にマニュキュアを落とせばいいという人に向いている方法です。また、テープを何度も爪に貼ると爪を傷つけてしまうこともあるので注意してください。
油絵用クリーナーを使う
油絵用のクリーナーは、油絵具のセットの中に入っていたりしますがシンナーのような臭いがするものです。これもマニュキュアの除光液として代用できます。使った後は、ハンドソープなどでよく洗えば大丈夫です。
美術の授業で使うことから持っている人もいるかもしれないので聞いてみてもいいかもしれません。
お湯を使う
マニュキュアを重ね付けして落とす場合、あらかじめ指をお湯で温めておくとより除光液の代用としてマニュキュアが落ちやすくなります。特にラメが入ったマニュキュアや濃い目のカラーは、エタノールやマニュキュアの重ね塗りでもなかなか落としにくいので、指先をお湯でふやかすと落としやすいです。
やり方は、お湯で指をふやかした後に、ハンカチやガーゼを指に巻いてからこするときれいに落とせます。さらに、お湯に洗剤を入れて数分間指先をつけておくのも効果的です。
石鹸を泡立ててながら流水で流すことでも落ちやすくなります。なかなかうまく落ちないようであれば、洗面器などにお湯をためて指先をつけたままで、つまようじなどや先がとがっているようなものでこすりながら落とすのもいいかもしれません。やり方は、爪の付け根の部分からネイルの層の下にそうようにしてつまようじなどを差し込んでネイルを剥がすようにしていきます。これなら、まとまって1枚のネイルとして落としやすくなります。
ヘアスプレー
身近にある除光液の代用として使えるものとしてヘアスプレーもその一つです。ヘアスプレーにもアルコール成分が含まれているので、ティッシュやコットンなどに含ませて拭き取るようにしてマニュキュアを落とします。
消臭スプレー
最近、自宅に消臭スプレーを置いている方も多いと思いますが、アルコール成分が含まれている消臭スプレーなら除光液の代用として使うことができます。
マニュキュアは、アルコール分が多く含まれるほど落ちやすいので消臭スプレーも除光液として使うことができます。こちらもティッシュなどに含ませてマニュキュアを拭くようにして使います。
歯磨き粉でこすり落とす
多少時間がかかりますが歯磨き粉も除光液の代用として使うことができます。歯磨き粉には、研磨剤がはいっているので表面の汚れを浮かせる働きがあります。
使い方は、歯磨き粉を少しだけ指先につけて、使わなくなった歯ブラシなどやティッシュペーパー、キッチンペーパーなどでマニュキュア部分をこすって少しずつ剥がしていきます。
ただ、歯磨き粉を除光液の代用として使う場合、あくまでも一時的にマニュキュアが表面から取れるだけなので、マニュキュアをきれいに取るとなると時間がかかります。
水糊やボンドを使う
意外に思われるかもしれませんが、接着剤の水糊(みずのり)やボンドも除光液の代用としてマニュキュア落とすことができます。使い方は他のやり方と違っていて、マニュキュアを塗った後に水糊やボンドを除光液として使うのではなく、あらかじめマニュキュアを塗る前に水糊やボンドを薄く塗っておく方法です。
水糊やボンドを塗っておくと、まるでシールを剥がすように簡単にマニュキュアを落とすことができます。これは、水糊やボンドに入っているポリビニールが固まって、周囲とくっつきやすくなり破れにくいという性質を利用した裏技になります。さらに、お湯に爪を浸してある程度ふやかしてから剥がすともっと簡単に剥がすことができます。
ただ、この方法だと、水洗いしても落ちないことと、この方法で除光液の代用として使う場合、日持ちは2日~3日が限度になるので注意してください。やり方は、下の章で動画で紹介しますが、ボンドと水を混ぜて塗ります。
上記の他にも、重曹やレモン汁をお湯にませて指先をしばらくつけておくと、自然とマニュキュアが剥がれていきます。ただし、レモン汁などは指が乾燥してしまうので、ハンドクリームなどの保湿剤やローションを使うなどして乾燥は防いでおきましょう。
動画で紹介
木工用ボンドでネイルをいつでも落とせる方法
ラメが入ったマニュキュアを落とすときに苦労している方も多いと思います。そんなときは、ラメ入りのマニュキュアでも簡単に落とせる、水で薄めた木工用ボンドをあらかじめ爪に塗っておくのがおすすめです。マニュキュアを塗る前に木工用ボンドと水を合わせたものをベースコートとして塗っておくと、ラメ入りのマニュキュアでも簡単に剥がせます。
用意するもの→木工用ボンド・小瓶・ハケ・先の尖っている棒
1.ボンド2に対して水を1入れて混ぜます。
2.1.を爪に塗ります。
3.ボンドの色が白から透明になるまで乾かしましょう。あとはいつもどおりマニュキュアを塗ります。
4.剥がすときには、爪の根元から少しずつ押していきます。
除光液の代用としてスポンジタイプのバッファーを使う 動画②
学校や会社でどうしても除光液の代用として使えるものがない!と困ったことにならないように、いつでもネイルが落とせるスポンジタイプのバッファーをカバンに入れておくのもおすすめです。
スポンジタイプのバッファーを除光液として使う場合はこちらもお湯でふやかしてから使うと効果的です。バッファーは、本来爪の表面を整えるものとして使いますが、マニュキュアを落としたいときに表面を少しずつ削っていくことでマニュキュアを落としていけます。
スポンジバッファーは、一本持っておくと爪のお手入れのときにも使えますよ。
超カンタン!手作りリムーバーポットを持ち歩き
いつでもネイルを落とせるように、手作りリムーバーポットを作ってカバンに入れておくのもおすすめです。リムーバーポットをあらかじめカバンに用意しておけば、いざというときにかなり使えるアイテムになりますよ。
ポットの中に指をいれて左右に動かすだけなので、コットンなども必要ありません。ポッド用のビンは、指が一本入る程度の大きさのものにすれば、カバンの中にはいりますよね。作り方はとってもカンタンです!
用意するもの→蓋つきのポット・食器用のスポンジ・スポンジを切るカッター
最初に、スポンジの硬い面をカッターで切り落としておきましょう。あとは、ポットにスポンジを入れるだけです。ポットを小さめにする場合は、それに合わせてスポンジも小さめに切るなどしてください。
作り方
1.スポンジだけをポットとして使うビンの中に入れましょう。
2.1.の中に除光液を入れれば完成です!
近くのコンビニで買えるおすすめ除光液を紹介
もし、時間があって近くのコンビニに除光液を買いにいけるなら、他で代用するよりもカンタンです。そこで、コンビニで買えるおすすめの除光液を紹介します。
クイックリムーバースポンジイン
クイックリムーバースポンジインは、上記の手作り除光液で紹介したいように、指ごと容器の中に差し込んで、左右に指を回転させるだけでマニュキュアを落とすことができる除光液です。
最近、「超カンタン!」と人気になっている除光液で、厚めに塗ったマニュキュアでも濃い色のマニュキュアでも簡単に落とすこともできます。爪先をこする必要もなくその簡単な使い方に「すばらしい!」と感激してしまう人もいるくらいです。除光液にありがちなイヤな臭いもなく爪にも優しいのでこれを1本持っておくと重宝しそうです。
無印の除光液
無印の除光液は、アセトンフリータイプで、肌にも爪にも優しい除光液です。
アセトンフリーの除光液は、マニュキュアのオフに時間がかかったり落ちにくいイメージがありますが、無印の除光液は、アセトン入りの除光液よりもむしろずっと落ちやすいという感想を持つ方もいます。
エナメルリムーバーシート
エナメルリムーバーシートは、オイルがたっぷり含んであるシート(パッド)を爪の上に乗せて、3秒ほどしてから優しく拭き取る除光液です。
エナメルリムーバーシートは、オイルタイプの除光液になるので、マニュキュアを落とすだけではなく爪を保湿しながらオフできるのでマニュキュアで負担がかかっている爪にも優しい除光液です。会社や旅行先などでも持っておくと便利ですよ。
トリートメントネールリムーバー
トリートメントネールリムーバーは、その名の通りトリートメントのように爪を優しくいたわりつつマニュキュアはしっかり落とせるという優秀な除光液です。
香りもフルーティーでマニュキュアを落とすときに鼻をつくようなツンとした匂いがおさえられているので使い心地がいい除光液です。
まとめ
いかがでしたか。ついネイルを落とすのを忘れてしまって焦ってしまうことがないように、せめてスポンジタイプのやすりを持っておくといいかもしれません。では、この記事で紹介したポイントをまとめました。
☑アルコール度数が高い消毒用エタノールを使う場合は強くこすらない
☑コロンはアルコール度数が高いので除光液の代用として使える
☑マニュキュアを重ね付けして取る場合はサッと拭くようにする
☑お湯を使う場合、ふやかしてからハンカチやガーゼを巻くと落ちやすい
☑水糊やボンドを使う場合、2日~3日が限度
ここで紹介した除光液の代用品は、あくまで除光液の代わりなので、うまくネイルをオフしたら指先のケアだけはしっかりしておきましょう。